給与・労働時間・残業・休日・有給の数字の読み方

給与、働く時間、休みは、同じ数字の表に並んでいても調査対象が違います。「自分がその会社に入ったらどうなるか」の予測ではなく、業界を調べる入口として使ってください。

所定内給与は手取りでも年収でもない

掲載するのは2025年6月の所定内給与額です。きまって支給する現金給与額から、超過労働給与額を除いた額で、税金や社会保険料を差し引いた手取りではありません。年間賞与やその他特別給与も含めません。そのまま12倍して年収を示すこともしません。

総実労働時間と残業を分ける

総実労働時間は、原表の所定内実労働時間数と超過実労働時間数を足したものです。画面の「残業」は超過実労働時間を短く表した言葉です。給与と時間は6月の平均であり、繁忙期や一年の毎月を表す値ではありません。

総時間が短くても超過時間が少ないとは限りません。所定内時間の違いも含まれるため、総時間と超過時間の両方を確認してください。

休日・有給は業界全体の別調査

年間休日は一人平均の年間休日総数、有給は一人平均の取得日数です。付与日数や取得率ではありません。事務・販売それぞれの休日ではなく、業界全体の参考値として同じ数値を表示しています。

休日と有給を足して、その職種の総休日と扱いません。労働者規模・対象・調査期間も給与・時間とは異なります。条件ボタンの「120日以上」は業界全体の平均を使った絞り込みであり、各社が120日以上を保証する表示ではありません。

平均年齢・勤続は構成差を見る補足

給与差には、業界ごとの労働者の構成も関係します。平均年齢や勤続を合わせて読むと、同じ職種大分類でも集団が同じではないことを確認できます。掲載数字を使って年齢や経験を調整した個人の適正給与を計算することはできません。

条件検索と欠測の扱い

給与は基準以上、総時間と超過時間は基準以下、年間休日は120日以上で比較します。同じ値も条件に一致し、複数条件はすべて満たす必要があります。基準業界は候補件数から除きます。データのない指標はゼロにせず「データなし」と表示し、その指標を使う条件では一致扱いにしません。

比較で分かること・次に確かめること

分かるのは、調査条件に沿った業界平均の位置と違いです。仕事内容、採用難易度、勤務地、勤務制度、個別の提示給与は分かりません。差を比較メモに残し、求人で会社の条件を確かめてください。

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